カジノ　あかんやろ

2月10日午後2時から、大阪市西区の新町北公園で、「みんなで選挙☆ミナセン大阪」を始め３団体が主催して、大阪・舞洲のカジノを中心にIR事業実施に反対する集会を開き、約200人が集まった。

主催者を代表し、「あかん！カジノ」女性アピールの山口さんが立ち、賭博で苦しむ家族の人が増えているというのが経験者としての実感で、今回の集会、御堂筋パレードで、悲惨な状況を生み出さないということを強く訴えていきたいと表明した。

協賛団体の「カジノ問題を考える大阪ネットワーク」からは、シンガポールでカジノが出来て、観光客が増えたと言っているが、大阪はそれをはるかに凌ぐ観光客の増加を実現しており、カジノとは関係ないことがはっきりしており、マイナスが大きいと批判した。

 

同じく「大阪カジノに反対する市民の会」からは、大阪府・市の担当セクションができており、歯止めをかけるため申し入れを行っている。高校生向けに賭博は適正に利用すれば問題ないというパンフレットを配布し、税金の無駄遣いだと住民監査請求を起こしたりして問題を順次明らかにしているし、多くの団体・人にも起こしてほしいと訴えた。

同じく「大阪を知り・考える市民の会」は、大阪城公園の東側ではさらに木が切られ、金儲けの施設が作られ、地方議員の中には、これまで無駄な空き地を放置していたと言っているが、そもそも大都市のオアシスの意味が解っていない人たちがカジノに走っており、大阪商人からかけ離れた人たちが跋扈していることを批判した。

参加者から、2月21日に「STOP！カジノ大阪」の設立集会を開き、広範かつ本格的な運動を開始するので、多くの方の支援を訴えた。
市民団体が主催したが、野党６党も協力・参加し、社民党、立憲民主党、日本共産党、自由党、新社会党及び緑の党が結集した。

集会終了後、思い思いの訴えをしながら、御堂筋パレードを行い、最後に、難波高島屋前で野党６党のカジノ反対の共同街頭宣伝を行って締めくくった。