大椿ゆうこの本気トーク！

 

6月22日午後2時から、神戸市中央区のひょうご共済会館で、「大椿ゆうこの本気トーク！！」が開かれ、社民党の参議院議員全国比例に立候補を決意したこと、なぜ決断したかを伝えようと、以前活動の拠点だった神戸での集会となった。以前からつながりのある50人を超える皆さんが集まった。
　

最初に、社民党大阪府連合の服部良一代表が立ち、非正規労働者が4割に達するなかで、その声を国会に届けることができる適任者として大椿ゆうこさんを擁立したこと、ロストジェネレーションがクローズアップされ、さらに確信を持った。1970～80年代の一億総中流といわれた時代は、貯金ゼロが5％、今は30％以上になっている。老後の不足は2000万になり、自己責任で貯蓄しろでは、政府は何のためにあると言いたい。社会を立て直す政策を展開すると訴えた。

 

　

次いで地元から、社民党兵庫県連合の北上あきひと県会議員が、国会議員等から次々と失言・差別発言が出てくる。特に維新はひどい。マスコミもそれに鈍感で、テレビ番組でも差別と気づかず放映し、若一さんが問題を指摘する。この歪みを選挙で闘える数少ない大椿さんとともに進んでいくと訴えた。
　

新社会党から、神戸市議会のあわはら富夫議員が、法人税や所得税の減税で、大企業や富裕層だけが潤っている。芦屋の六麓荘に国税庁調査が入り、10億円の脱税摘発となっているが、海外に資産を移して、所得隠しを行っている。久方ぶりの労働者の味方になる人が出てきたので応援したいと明言した。
　

数多くの支援者のあいさつを終え、神戸ビスケットの障害者ピアカウンセラーである藤原久美子さんと大椿ゆうこのトークセッションを行った。
　藤原さんは若くして糖尿病を患い、網膜症による視力障がい者ですが、大椿さんの祖父も糖尿病・失明という近い関係があり、障がい者や少数者、財力がない人たちの声が国会に届かない、福島みずほさんが国会でとりあげ、厚労省交渉などが持てるようにしてくれたことで世の中が動くと実感したことなどが話された。
　

最後に、大椿ゆうこ本人から、ロスジェネ世代が社会に重くのしかかり始めて、慌てて「人生再設計」というわけのわからない政策を安倍さんが出してきた。与党の責任を自覚していない。大阪では橋本知事が出てきてから、自治体労働者や組合を既得権者として攻撃し、大阪教育合同労組が大阪府と交渉しても最初から聞く耳持たずという職員ばかりになっている。
　私は、服部さんから小さい声を聞ける政治家になってほしいと要請され立候補を決めた。高度プロフェッショナル導入の法案審議でもまともに審議せず、党方針で賛成起立と言われ、何となく起立した国会を見て、これは変えないとどうにもならないと思ったし、皆さんと共に変えていきたいと締めくくった。
　集会終了後、元町駅前で街頭宣伝を行い、終了した。