大椿ゆうこ伊丹市講演会

 

6月29日、G20サミットの中、参議院議員全国比例の立候補予定者の大椿ゆうこさんは、朝から神戸市JR三宮交通センタービル前、JR元町駅まで街頭宣伝を行い、午後に入り、講演会を連続して開催した。
　

午後1時半から、伊丹市のいたみホールで、おおつる伊丹市議会議員らが中心となって参議院選挙に臨む講演会を開催し、50人以上が集まった。
　最初におおつる市会議員が、全国比例は大椿ゆうこさんを当選させるために活動を行う旨を提起、兵庫県選挙区は定数3人に自民、公明、維新の改憲勢力が現職でおり、立憲民主党の安田真理さんを推す方針を説明した。
　安田真理さんから、17年にわたる報道現場に立ち、安倍政権の動き、沖縄の辺野古新基地強行埋立を見て、立候補を決意したこと、生活者が自らの生活を守れるように闘っていきたいと表明した。
　

 

次いで、福島みずほ副党首が立ち、6月26日に厚労省、経団連前で抗議集会を行ったが、大椿さんの訴えを聞いていると、政治を変える時が来たと感じた。国会では票にならない外国人のことは取り上げないが、大椿さんは堂々と取り上げ、非正規労働者といった組織的に声にならない人たちの声を届けようとしている。私がやりますではなく、みんなで切り開いていこうというのが大切。
　社民党は年金の立て直しを目指しているが、これは税制改革とセットで再分配を強化することを提案している。実質賃金は減少、労働分配率が下がっているので、雇用の立て直しがまた重要となる。小泉・安倍政権で派遣自由、高度プロフェッショナルを強行してきているので、これを変えないと労働者の権利が守れない。
　憲法9条に自衛隊を明記することは、集団的自衛権を認めることで、アメリカのイラン攻撃の危険性が高まり、アメリカに従属して派兵する事態が憂慮されている。
　

最後に、大椿ゆうこさんから、バブル崩壊後に社会に出て、正規採用が少なく、関西学院大学の障害学生支援コーディネーターを1年更新、4年上限で勤め、もっと続けていきたいと思いだし、結局、かなわなかった。これはロストジェネレーション世代では普通の姿であり、労働組合に入り、有期雇用でいいというのはおかしいと気づいていった。労働法制が国会で次々と改悪されていくが、まともに審議されず、高度プロフェッショナル導入時に過労死等の遺族が傍聴で見ているまえで、へらへらしながら賛成に起立していく与党議員を見て情けなくなった。労働者を使い捨てにするな、非正規労働者2100万は立ち上がれと訴えている。非正規がストライキに入れば日本社会は完全にストップする。ともに闘おうと訴えた。
　参加者との質疑を行ったあと、次の会場に向かった。