大椿ゆうこ選対キックオフ

 

5月3日午後5時から、大阪市北区で社民党参議院比例代表での当選を目指し、「大椿ゆうこ総合選挙対策本部結成集会」を開催し、130人以上が集まった。
　集会では、社民党愛知県連合の山登志浩代表があいさつに立ち、近畿・東海ブロックが中心に大椿ゆうこ予定候補の選挙事務局を担いつつ、全国的な展開をしていくと表明した。
　

次いで、福島瑞穂副党首が、参議院選挙を取り巻く今日の情勢報告を行い、安倍政権は力で押しまくる、弾圧する姿勢が明確と批判し、それでも、沖縄では辺野古の大浦湾埋立で軟弱地盤のため広報変更申請を出してくるが、デニー知事は認めないがそれでも圧力をかけてくるのは見えており、未来を埋め立てる状況だが許されないし、大阪の関生支部に対するストライキで警察が前面に出て逮捕することは許されない。
　これはメディアと教育を支配し、国民の権利を主張することは悪とする介入・支配の姿勢が露骨だ。国会質問でも、安倍は質問の削除要求を出し、圧力をかけることは当たり前。こんなことを跳ね返し、水道民営化等の生活破壊を許さず、憲法改正を断念させるため、参議院では立憲野党で過半数を確保していこうと訴えた。

　横田昌三社民党全国連合常任幹事から、平等・自由・平等・共生を訴えるのは社民党しかないなかで、これを訴え、東京選挙区の候補者とジョイントした場を設けて、社民党のイメージを打ち出し、労働者の先頭に立つ党を明確に訴えていきたいと提起した。
　

総合選対の構成等は、事務局長となる桂川悟近畿ブロック事務局長から、役員構成等の説明がされ了承された。
　その後、出身労組の大阪教育合同労働組合を始めとした多くの労働組合から大椿ゆうこが出馬を決意する経過や激励の言葉が寄せられ、本人が涙ぐむ場面も。
　また、社民党はもとより、新社会党、緑の党や無所属議員からも応援の発言が相次いだ。
　

最後に、本人から、関西学院大学で非常勤で雇止めにあったことや撤回を求めた裁判闘争等の経験を踏まえ、服部さんから3年前から選挙に出てほしいという依頼、労働者がつきあげてこそ社会が動くという強い思いで議員になることが目的でない、選挙も運動、労働者の利益を追い、闘い抜きたいと決意を語った。
　社民党大阪府連合の服部良一代表から、奇跡を起こす選挙をやりたい、大椿とともに、旋風を起こし新しい流れを作っていきたいと締めくくった。