維新政治を終わらせよう緊急3.17市民集会＆デモ

 

3月17日午後3時から、大阪市西区の靭公園で、野党統一候補の実現をめざす大阪アピールが「」を開催し、120人を超える人が集まった。
　主催者を代表し、大阪アピール呼びかけ人の山元一英さんがあいさつを行い、大阪維新の会は改革派を装って出てきたが、やったことは新自由主義に立った教育・福祉・医療の民営化や公務員叩きで、自民党よりもひどい政策を進め、今は水道民営化を進めている。所詮、大企業の利益提供、公的責任の放棄にすぎない。そして、敗北した都構想をまた持ち出しているが、統治機構を触って済むと思っているが、肝心なのは市民・府民の声を反映できる仕組み造りを理解していないと批判した。この流れを変えるため、立憲野党の前進を応援していこうと提起した。
　

 

 

集会では、参加者からのアピールが相次いだ。
高槻・島本市民連合（10区）の二木洋子さんから、大阪府議会では定数が88人まで減らされ、一人区が増え、立憲野党からは3人に過ぎなく、議会での発言を締め出そうと維新の会が画策しているので、まともな議論が出来ていないと問題を指摘した。

12区市民連合ＳＮＤ（四条畷、寝屋川、大東市）の加藤正孝さんから、府議選では自民党が圧力を受け、候補を出さず、維新・公明の無投票の危険があり、市民連合としても候補が出されて選挙になるように用意していると報告があった。

市民連合・豊中８区の大川一夫さんから、森友学園の地元で、籠池夫婦の補助金詐取レベルではなく、右翼学校建設のため国有地をタダ同然で払い下げるように総理夫婦が動いた事件で、大阪では維新が学校認可のためハードルを下げ、便宜を図ったという事件であり、維新政治を終わらせないとまともな行政にはならないと批判した。

大阪を知り・考える市民の会の中野雅司さんからは大阪市長選挙では維新に対抗して柳本さんが退路を断っての立候補、都構想いらん！市民の会の薬師院仁志さん、カジノ問題を考えるおおさかネットワークの薮田ゆきえさんが次々と壇上に立った。
最後に、大阪アピールの呼びかけ人である梅田章二さんが市民の力で大阪の政治をとりもどそうと訴えて、難波までのデモに移った。