10.25福島党首　大阪市街宣

 

10月25日午前11時から、大阪市北区の大阪駅・ヨドバシ前を皮切りに、大阪市廃止・特別区設置の住民投票に反対を求める街頭宣伝を、福島党首を先頭に社民党大阪府連合として行った。大阪駅前から、難波、天王寺、鶴橋と回り、最終は環状線・京阪の京橋駅前に立て続けの行動にもかかわらず、各所で多くの方が集まり、質問や支持等の多くの反応があった。

【写真】マイクで訴える福島党首　大阪駅前

福島瑞穂党首は、大阪市という政令市がより権限の小さい特別区に分割し、基礎自治体の意味が解っていない、壊すことばかりの男の政治家の集まりの結果だと指摘し、固定資産税等の貴重な財源が大阪府に奪われることを危惧した。大阪維新の会には、創る、充実させるという視点がない、世界ではIR・カジノから撤退の流れになり、ラスベガスサンズは撤退し、将来をかけるものではないと明確にした。
　

長崎由美子社民党大阪府連合代表は、11月1日の住民投票が迫り、賛成・反対が拮抗しているところまで来ており、街頭宣伝では多くの人との対話が中心になっていると指摘し、特別区になると特別な権限があると誤解があったり、維新は住民サービスは低下しないと根拠のない話を広げているが、特別区に権限と財源がないと、区長や区議を選挙で選んでも削ることしかできなくなると指摘した。
　大椿ゆう子副代表は、住民投票ではメリット・デメリットを十分検討して投票してほしいし、堺市は繰り返し、政令市になる努力をしてようやく政令市になったことを考えるべきだと訴えた。市内ではコロナ等で生活苦になっている人も多いのに、大阪市は都構想に力を入れるばかり、住民投票をここで強行するのか、住民を分断するのかという問題を指摘した。