11.14臨時党大会　川口発言

川口洋一(大阪府連合幹事長)

みなさんこんにちは、大阪府連合の代議員の川口洋一です。お疲れ様です。

この議案の内容ですが、2月の党大会で「合流の是非の判断は、次期臨時党大会で行う事」と決定したにもかかわらず、この決定とはかけ離れており、社民党党則の基本理念に明らかに反しております。とても賛成できるものではありません。
私たち大阪府連合は、大椿ゆうこを次期総選挙の公認予定候補として擁立し、勝利に向けて今スタートして、走り始めたところであります。立憲民主党との合流協議にうつつを抜かし、総選挙の政策すら作られていない現状は、怠慢と言わざるをえません。

立憲との合流を支持する方々から、「大椿ゆうこは絶対に勝てない」と散々言われてきました。大変失礼な発言です。合流を推進する方々、吉田忠智全国連合幹事長は、大椿ゆうこを殺す気でしょうか？大椿ゆうこは仕事を辞め、いくつもの犠牲を払い、社民党のために、そして今コロナ渦の中で苦しむ市民のために、立ち上がろうとしているのです。その力を今奪わないでください。そして、全国におられる予定候補みなさん、どんな思いで今この会場にいると思いますか？本当に吉田幹事長の責任は極めて重大です。特定の団体のために党を犠牲にしないでください。

吉田幹事長にはしっかりと責任を取って頂きたい。立憲に行きたいのであれば、しっかりと辞職をして頂いて、社民党に頂いた議席を、社民党にお返しください。
私たち大阪府連合は、他力本願ではなく、福島党首とともに、社民党の再建をめざして頑張っていきます。立憲に行きたい方々の意見は尊重いたします。

社民党は小さくなりました。社民党が小さくなったからこそ、今の政治がおかしくなったんじゃないんですか？小さくなったからこそ、弱い立場の方々の声、マイノリティーの声、女性や若者の声、そして労働組合にすら入れていない、働く人たちの元祖政党として、私たち社民党は、今こそ連帯してあきらめずに闘っていける最後のチャンスだと私は思っています。
どうか今正面に掲げられているスローガン「総選挙勝利、社会民主主義の政治を実現しよう！」この枕詞が他の政党ではなく、社民党、社会民主党であるということを、ここにいる皆さんと分かち合いたいと思います。大阪府連合、総選挙の勝利に向けて、福島党首とともに全力で頑張ります。
以上です。

2020年11月