1.6　戦争あかん！ロックアクション

広域行政一元化条例制定反対　街頭宣伝

　
1月6日午後6時から、大阪市北区の大阪メトロ南森町駅周辺で、「戦争あかん！ロックアクション」が、大阪府・市の広域行政一元化条例制定に反対する街頭宣伝を開催し、寒さが強まる中で約50人が結集した。
　
これは、12月28日に副首都推進本部会議が開かれ、11月1日の住民投票に都構想が否決されたにもかかわらず、大阪市の産業振興やまちづくり等の業務を、財源等と共に大阪府に移管し、この本部会議を固定組織とする条例を2月議会で提案を決定したものに対する行動。
　

 

最初に、どないする大阪の未来ネットが、「住民投票の結果を無視して都構想の焼き直しを行うのは、大阪市の財源を奪い取り、資金不足の大阪府に流し込み、大規模開発につぎ込もうとしているに過ぎない。市民の生活を考えない暴挙」と訴えた。

 

次いで、平和と民主主義をともにつくる会・大阪が、「新型コロナ感染で死者は619人で全国2番目、感染者数に比べて極めて多いにもかかわらず、PCR検査数は少ないし、保健所や病院の体制も十分強化できないまま。松井市長は十三市民病院を一方的にコロナ専用病院にして、入院患者を追い出し、医師や看護師等の大量退職を引き起こしたと指摘した。この時期に広域行政一元化条例を制定し、大規模開発に市民の税金を回し、市民の命や暮らしを後回しにすることは直ちにやめるべき」と訴えた。
　

 

市民連合豊中も、都構想で大阪市だけでなく、周辺市も巻き込まれる問題や　ロックアクションと大阪・市民交流会のメンバーと掛け合いで、条例の対象となる事務を取り上げ、また、条例制定後に消防や水道も広域化する危険性を訴えた。

 

街頭宣伝途中にサックス演奏も挟み、ビラ配布も複数に分かれ、受け取る人も比較的多いが、住民投票時のように身近に感じられないのか、さらに宣伝行動を強めていくことを確認して終了した。